DJIが新型農業用ドローン「DJI Agras T70P」「DJI Agras T25P」を発表・発売しました
- ODSC

- 11月14日
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DJIより、新型農業用ドローン 「DJI Agras T70P」 および、Agras T25 の後継機となる 「DJI Agras T25P」 が発表・発売されました。
大幅な散布性能の向上と安全性・操作性の強化により、農業現場の生産性をさらに引き上げる最新モデルです。
◆ DJI Agras T70P ― 大規模圃場向けのハイエンドモデル
DJI Agras T70P農業ドローンは新たにアップグレードされ、液体散布、粒剤散布、貨物運搬などさまざまな運用シナリオをサポートします。
DJI Agras T70P は、最大70Lの液体散布、100Lホッパーによる高流量スプレッダー、最大約65kgの吊り上げ運搬に対応するハイエンドモデルです。
T70Pは、新しい散布システムを搭載し、より大きなペイロードと容量をアップ。散布流量率が270%増加し、作業効率が大幅に向上しました。新しいスクリューフィーダーを装備し、幅広い粒状物に対応し、畑、果樹園、水産養殖など多様なシーンで活躍します。
さらに安全性も向上し、前後ミリ波レーダー+ビジョンカメラの融合により、多様な環境下での障害物検知の精度が向上しました。低照度フルカラーカメラとナイトビジョンモードにより、夜間作業でもより優れたFPV映像が得られます。
また、飛行中に田畑の障害物を事前にマーキングしなくても、AIが自動で障害物の種類を認識し、自動で回避します。さらに、障害物の位置を自動で記憶するため、次回の飛行時には認識せずとも素早く回避できます。
◆ DJI Agras T25P ― 小規模圃場・果樹園に最適な高効率モデル
DJI Agras T25P は、折りたたみ式で持ち運びやすい軽量ボディに、最大20L散布・25kg積載の拡散能力を備えた高効率モデルです。小規模圃場や果樹園、山間部など、単独操縦での運用を想定して設計されており、限られたスペースでも高い生産性を発揮します。
T25Pは、航空測量と防除作業に優れ、柔軟な操作と便利な移動性を提供し、単独作業に最適です。
T25と比較して、粒剤最大流量が72kg/minから190kg/minまで増加、さらに粒剤散布装置構造が進化し、より粒剤が詰まりにくくなりました。安全性能もT25から向上し、3方向ビジョンシステムと低照度フルカラーFPVカメラとLEDにより、夜間でも安全な飛行が可能になりました。
両モデルとも、農業DXをさらに推進し、現場の作業効率を大きく向上させる最新機種です。
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