繰り返し運搬を効率化!DJI 物流ドローン DJI FlyCart 100の苗木運搬実証試験レポート【島根県飯南町】
この度、島根県中山間地域研究センター様と共同で、島根県飯南町の県有林にてDJI 物流ドローン DJI FlyCart 100による苗木運搬の実証試験を実施しました。
繰り返し運搬を効率化する「Trajectory Recording」機能
今回の試験では、2026年6月のファームウェアアップデート(機体ファームウェア: v16.01.00.07)で追加された「Trajectory Recording(軌跡記録)」機能を活用し、山間部における繰り返し輸送の効率化と、実運用に向けた課題を検証しました。
「Trajectory Recording」は、手動飛行で実際に飛行した経路と高度を記録し、そのルートを再利用して飛行できる機能です。
※本機能の利用には、RTK接続が必須となります。
同じ地点間を繰り返し往復する運搬業務では、記録した経路を活用することで、毎回の飛行操作の負担軽減や、輸送作業の効率化が期待できます。
また、Delivery Hubや送信機上でルートを作成する方法とは異なり、実際に飛行した経路を記録できるため、現場の地形や状況に応じたルート設定が可能です。

実証試験で見えた効果と課題
今回の試験では、2日間で計21回の運搬を実施しました。
運搬経路の直線距離は片道約600m、地点間の高低差は約200m。1箱約10kgの荷物を1回あたり1~4箱積載し、総飛行距離は約25.2km、運搬総重量は約360kgに達しました。
DJI FlyCart 100の安定した飛行性能により、山間部の地点間を移動する時間を短縮できたほか、
DJI Matrice 4Eのライブ配信機能による映像確認も、運搬先の状況把握に役立ちました。
一方で、通信環境の安定化やバッテリーの充電時間、荷下ろし時の位置合わせなど、効率的な運用に向けた課題も明らかになりました。
安定した運用には、機体の操縦だけでなく、通信環境や充電設備の整備、現地作業者との連携を含めた運用体制の構築が重要です。


ドローンによる運搬業務・機体導入のご相談承ります
今回の実証試験を通じて、DJI FlyCart 100は、苗木や資材などの運搬が必要な山間部において、作業負担の軽減や輸送の効率化に活用できる可能性を確認しました。
島根ドローンサービスセンターでは、DJI FlyCartシリーズの販売に加え、現場の条件や運搬内容に応じた導入相談、デモフライト、運搬業務のご相談も承っております。
「人手が必要な山間部の運搬を効率化したい」「ドローンによる資材運搬を検討したい」といったご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
このたび、実証試験にご協力いただきました島根県中山間地域研究センター様、関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。




